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2022年09月16日

「おおさか気候変動対策賞」受賞事業者によるリレーコラム【第4回】  優秀賞受賞 「株式会社光明製作所/リユーズ工場」

 優秀賞受賞 株式会社光明製作所/リユーズ工場 (緩和分野)
 【住所】大阪府和泉市テクノステージ1-4-20
 【URL】https://www.komei-ss.co.jp/
――――――――――――――――――――――――――――――――――
 (温室効果ガス削減実績)
  基準年度 (2018年度) 161t-CO2
  実績年度 (2020年度) 119t-CO2、削減量:42t-CO2、削減率:25.9%
 (主な取組み内容)
  ISO14001を取得したことをきっかけに、水道管工事等で必要となる
 仮設配管をレンタル対応とする「リユーズシステム」を開発・導入促進
 することで、製品のライフサイクルにおけるCO2削減を推進するとともに、
 CO2ポテンシャル診断結果に基づく水道事業の省エネ対策を実施し、
 自社の活動にかかるCO2削減についても推進している。

 (1)「リユーズシステム」の開発
   水道管工事等の終了後、布設していた仮設配管を洗浄・殺菌して
 再利用することで、水道事業のサプライチェーン全体における
 環境負荷の軽減だけでなく、資材費・労務費・工期短縮による
 経済的メリットも高いリユーズシステムを開発した。このリユーズシステムは、
 高密度ポリエチレン樹脂素材による仮設配管に対する日本で唯一の取組みである。

 (2) c-LCA(カーボンライフサイクル分析)の実施
  リユーズシステムについて、c-LCAを実施したところ、ワンウェイでの使用と
 比較して8割以上のCO2排出削減貢献率であることが判明した。

 (3)輸送によるCO2の削減に向けた拠点の新設
   2021年1月に首都圏に拠点を新設し、2022年9月より管の自動洗浄殺菌装置が
 本格稼働し、輸送におけるCO2削減についても進めている。

 (4)CO2削減ポテンシャル診断結果に基づく省エネ対策
  CO2ポテンシャル診断の結果に基づき、融着機の運転方法の見直し、
 コンプレッサーの運転管理の見直しなど、省エネ対策を推進し、
 2022年1月には工場の天井照明をLEDに交換し、大幅な電力の削減になり、
 さらなるCO2排出削減に取り組んだ。

              * * *
  来月は「南海電気鉄道株式会社」様にご執筆いただく予定です。
  お楽しみに!

  大阪府では、気候変動対策又はヒートアイランド現象の緩和に関し
 他の模範となる特に優れた取組みを行った事業者等の功績をたたえ
 「おおさか気候変動対策賞」を実施しています。
https://www.pref.osaka.lg.jp/chikyukankyo/jigyotoppage/kikouhendoutaisaku.html
posted by Mark at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 知事表彰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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